書誌情報
集英社文庫(日本)
枯れてこそ美しく
著者
あらすじ・概要
人生100年時代!
いつまでも 美しく咲き誇る――
何歳になっても、ファッションは仕事のモチベーション! 知的好奇心は、元気の源!
89歳の女性字幕翻訳者の第一人者と100歳の元メトロポリタン美術館特別顧問が、おしゃれやキャリア、人間関係から日々の楽しみ、終活など、人生について語る。長年、文化の架け橋として活躍してきたふたりから紡ぎ出される、心に響く金言の数々。いつまでも美しく咲き誇る生きるヒントが詰まった対談集。人生100年時代、必読の一冊!
【目次】
トーク1「おしゃれ」について
トーク2「キャリア」について
トーク3「運命の出会い」について
トーク4「仕事の意味」について
トーク5「美」について
トーク6「楽しみ」について
トーク7「人との付き合い」について
トーク8「終活」について
【著者プロフィール】
戸田奈津子(とだ・なつこ)
1936年東京生まれ。津田塾大学英文科卒。映画字幕翻訳者・通訳。1970年、映画『野生の少年』で初めて字幕を手がけ、その後1980年公開『地獄の黙示録』で本格的に字幕翻訳者としてデビュー。数々の映画字幕を担当。洋画字幕翻訳の第一人者としての地位を確立。ハリウッドスターとの親交も厚い。
村瀬実恵子(むらせ・みえこ)
1924年樺太生まれ。東京女子大学英文科卒。コロンビア大学美術史考古学部教授、メトロポリタン美術館東洋部日本美術特別顧問などを歴任。2010年、瑞宝中綬章を受章。親交のあった日本美術収集家、メアリー・バークの収集をサポート。展覧会の企画、監修などでも活躍。2025年、逝去。